YES!!七月。JUN、いやJULY。夏色の安部です。

みなさん海、山、川、谷、岡、崖、などなどと夏を満喫してますかー。

そんな夏の風物詩達にも負けないくらいの熱いスポット、
みなさんの街の
『BINGOYA SUMMER SALE』
も絶賛開催中につき、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。

さて、前回に引き続き今回は「L」の後編と相成ります。

内容を忘れてしまった方(自分を含む)は、前回と合わせてお楽しみください。

ええと、フムフム(セルフおさらい中)。

麻素材についてつらつらと書いていましたが(思い出した!)、麻とはどういう素材で、どういった特徴があるか、の説明を前回させていただきました。

早い話が…、麻って、

なんてスバラシイんだ!!

と。

ここまでが前回でしたが、今回は麻素材の持つ弱点の説明を致します。

<弱点?それとも味わい?>

独特の肌触りが心地よい麻素材ですが、避けては通れない弱点なのが、
S・I・W・A
そう、シワ。シワになり易いんですね。

まあ、そのシワすら愛おしく感じられるリネリスト(造語)さんなら、味わいとして受け入れられるのでしょうけれど、場合によっては、少々困りものでもあります。

シワになり易い事で起きてしまう、なんともいえないくたびれた感。それは哀愁、悲哀…。
受け止め方は人それぞれですが、ジャケットやシャツなんかはパリッとした清潔感が大事です。

せっかくのナイスな素材なだけに、なんとかキレイに着れないものか。

清潔感と清涼感の同居は無理なのかーーーーー。

いや、

ちょっと待って。

お手入れすればいいんじゃない。

シワ、

とっちゃいなよ!。

そうだ、

洗濯しよう。そうしよう。

<と、いうわけで WASHED by LINEN >

お客様からも相談を受けるのですが、麻の洗濯方法ってご存知ですか?。

実に簡単なんですよ。

フツーに洗ってください(きっぱり)。

うん、至って普通。NO手洗い。

いわゆる、ニット、ウール、シルクなど、ご家庭での洗濯をためらってしまう素材達とは違い、お家の洗濯機で普段使われている様に、フツーに洗ってもらってOKなのです。
※リネンガーゼ素材など、極端に薄い生地は除きます。あしからず。

でもって、シワ。洗い立てはむしろシワクチャになっていて、

「え!?」

となるかもしれませんが大丈夫。

ハンガーに掛け、手でパンパンとかるーくハンドプレスしてください。

これでシワにならず、型崩れの心配も無く、キレイサッパリと仕上がります。

もし、

もしも、

それでも気になる方は、半乾きの状態になったら当て布、且つ弱アイロンの最強コンボにてシワを伸ばしていただければ、パリッとキレイに仕上がりますよ。

と、これで一番の弱点であるシワも克服できそうですね!。

<着地点はどこだ!?>

以上を持ちまして、

1・麻素材の歴史
2・麻素材の特徴
3・麻素材の弱点
4・弱点の克服法とお手入れ法

とフルコースコンプできました。

自分も改めて麻素材を見直した所、レザー、デニムの様な、月日の経過と共に愛着が湧き、永きに渡って楽しめる素材なんだ、という事が良くわかりました。

着用と洗濯、洗濯と着用を繰り返すことでますます風合い、光沢感が増し、柔らかくなっていきますよ。

これも麻素材のもつ丈夫さ、が成せる技なのですね。

ではきちんと完読された方へ、最後にステキなフレーズを一つ。

ー麻素材(リネン)は10年後が最も美しいー

ぜひこの夏、麻素材の製品をGETしていただきまして、このフレーズの真意を確かめてみてください。10年後が楽しみですね!。

そしてサブタイトル(10年後も今と変わらず愛せているのかい?)への解答です。

もちろん、

「SAY YES!!」

何度も言うよ。

残さず言うよ。

「SAY YES!!」

余計なものなどないよね(以下リピート)。

ええ、ブログ間が一月空くと、色々と旬を過ぎるもんですね。

それでは、また。ごきげんよう。