BINGOYA A to Z 「L」10年後も今と変わらず愛せているのかい?
安部です。
今回のサブタイトル。。
実に売れなさそうな曲名の感が…(!?)。
なぜ今回このサブタイトルなのか。答えは最後にわかるハズです。
で、本題の「L」です。
日本でも夏の素材として古来より親しまれている麻。LINEN(リネン)についてのお話です。
お手入れのコツなんかもお教え致します。
※あっ、ちなみにリネンとはフランス語の"リンネル"からきていて、亜麻から出来ている織物の名称のことです。
<リネン室ってなんだい?>
さて、リネンに付いてお話するにあたって、少々調べていた所、目に入ってきたのが「リネン室」という謎の部屋。
みなさん、ご存知ですか??
なんでも、病院やホテルにある小部屋らしく、自分は知らなかったです。。。
ちょっと歴史を紐解いてみますと、昔よりヨーロッパの格式の高いホテルでは、シーツ、バスタオル、バスローブ…etc、などの身近にまとう製品を全てリネン素材で統一してたみたいです。
んで、それらを収納、保管する部屋、場所の総称として「リネンルーム」と呼んでいました。
その名残もありつつ、現在の日本でもタオルやシーツなどを保管する場所をそう呼ぶようになりました。(最近ではリネン素材に限らず、みたいですね)。
うーん、自分が知らなかっただけで、リネンという言葉はどうやら身近な様ですね。
とはいえ、もっと身近な素材、キングオブ肌着の綿!、がある中、どうしてコットンルームとなっていかなかったのか?
そこには、リネン素材の持つ、他の繊維に無い特徴が大きなポイントだったのでした!!!
ーその時歴史が動いたー
<特徴あれこれ>
①強くて丈夫
強度はなんと綿の約二倍!!
②良く吸い、良く吐く
リネン素材の人気の秘訣はなんといってもサラッとした肌触り、涼感ですね。それは、綿やシルクに比べ、水分や汗を素早く吸い、発散してくれるからなんですね。吸水性に至っては、なななんと綿の約4倍!!!!
③清潔さはお墨付き
吸水発散性に限らず、防カビ性にも優れ、雑菌の繁殖を抑制してくれるので、イヤーな臭いも抑えてくれます。
ふーーー、一気にいきました。
以上により、病院、ホテルにも採用される素材だ、って事は伝わったかと思います。
<ちょっと待って!!>
とまぁ褒めてきましました。リネンを。
良いトコだらけと思われるリネン素材ですが、弱点、ウィークポイントももちろんあるわけでして…。。
気になるそれは・・・・次回にて(ゴーーーーン)。
思いの他長文となってしまったので、続きは次回にしたためます。
(我ながら長いブログですいません。。。)
<次回を待たれぃ>
次回予告!!
『一見完璧かと思われたリネン素材。そんな中現れた弱点という名のライバルが・・・!?。
果たして最後に笑っているのはどっちなんだ!!。
ガンバレ、リネン。
負けるな、リネン。
テキスタイル界のてっぺんへ向かうため…。』
絶対見てくれよな!!!